「ヘーベルハウス」の評判や口コミをお探しでしょうか？

徹底して高性能にこだわったメーカーで、戸建だけでなく賃貸物件でも高価格帯商品の価値を維持しながら、悪い評判もきかれる会社ですね。

「ヘーベルハウスで家を買ってよい？」「後悔した人がいるのではないか？」「高くてお金持ちしか買えないのか？」

どんなハウスメーカーでも、両極端の評価が出るのは常ですが、へーベルハウスの場合、選択の段階で予算以外の要素でも最初からニーズが分かれて、 「絶対ここ!」か「あり得ないな」となることが多いと思われます。なぜ施主を選ぶのでしょうか？

ここではヘーベルハウスの特徴・取引のメリット・デメリットについて述べていきます。施工経験者の極力公平な口コミなどを通じて、取引への総合的な判断材料としてください。

へーベルハウスの公式サイトを見る

1.ヘーベルハウスはどんな会社？

1-1.会社概要

戸建売買と賃貸の両面で、社会情勢の分析と、それに対応した商品の開発に注力してきた会社です。

2.ヘーベルハウスの特徴

2-1.都市型住宅に強い

後述・ラインナップのterra craftシリーズのように、都市部の狭小敷地・建築困難な地形、周辺環境などの制約が多い場所でも、重量鉄骨の3階建てで強度や容積を確保して施工が可能なため、他の大手ハウスメーカーが家を建てるのが難しいとされた場所にも建築が可能です。

ただ建てるだけではなく、構造や機能の工夫で 「広さ・明るさ・楽しさ」を作りだす提案がなされます。

また、創業後早い時期から防水研究を行い、屋上利用を提案しており、庭を確保することが難しい都会であっても、屋上を庭として利用できるように設計がされています。

2-2.耐火性・耐震性が高い

比類なき壁＝「へーベル」とはへーベルハウスの外壁に用いられる軽量発砲コンクリート材そのもののことです。

このコンクリート材＝ALC版は「床」「外壁」「屋根」に用いられ、耐火性・遮音性・耐久性を発揮する、ヘーベルハウスの象徴です。

ALCコンクリートは国土交通大臣認定の耐火構造部材で、内部にたくさんの気泡を持つため熱を伝えにくいという特長を活かして高い耐火性も発揮します。

また、制震装置が標準装備で、制震フレーム「ハイパワードクロス」は、地震エネルギーを吸収して揺れを大きく軽減、耐震等級３を実現します。

ちなみにこの高性能と引き換えに、モジュールの最小単位は308mmで、これ以下の単位で自由に設計はできません。また、外壁は様々な素材は選べずＡＬＣの一択です。

2-3.断熱性能が高い

ALCコンクリートの熱を伝えにくい性質は高い断熱性にも貢献し、快適性やエコ性能、光熱費節減にもつながっています。（ただし木造の方が鉄骨より断熱性能に優れるため、プラスマイナスで比較は困難です）

2-4.長期30年のアフターサポート

ロングライフ＝ヘーベルハウスは屋根・外壁など 躯体の耐用年数を一律30年と謳い、交換・補修は30年目の集中メンテまではメンテナンスフリーで住めます。

さらに「ロングライフ保証システム」という維持管理体制を採用しており、60年間にわたり無償点検を行います。

30年目の集中メンテナンスは最低400万円程度をかけて徹底的に行うもので、そこからの30年の寿命を保証します。「高いから無理」なのか、 「事前に分かっていてありがたい」なのか、そこで選択の分かれ道ができます。

アフターサービスはグループ企業が一丸となって取り組み、災害が発生した際には「旭化成ホームズ」から連絡が来て「旭ホームズフィナンシャル」が保険対応をサポート、そして「旭リフォーム」が復旧工事の計画と実施を行う、といった対応がオートマチックに展開します。

2-5.日本各地に住宅展示場がある

関東以西・四国以外の23県に住宅展示場を設けており、実際の建物を見学して質問など可能です。耐久性やメンテナンス体制、ALCコンクリートの外装が好みに合うかどうかなどは現地で確かめたり、相談をするのが良いと思います。

下記サイトから事前に予約とともに、聞きたいことを送っておくとスムーズに対応を受けることが可能です。

住宅展示場・街かどヘーベルハウス（ヘーベルハウス）

2-6.売る際も仲介システムがある

ヘーベルハウスでは、「ストックヘーベルハウス」といわれる「中古住宅売買仲介システム」で、ヘーベルハウスで建てた家を手放す際も、適正な住宅の資産価値を査定の上で売買することができます。

この中古の査定は、以下の点で注目です。

旭化成ホームズ株式会社が車の点検整備記録のように「建物維持管理記録シート」を全ての住宅で保存しており、補修等の履歴も全て管理されています。建物のオーナーが替わっても、邸別カルテをはじめ「６０年点検システム」などのアフターは引き継がれる形になります。

中古住宅でも「どこを直しているからあと何年大丈夫」「ここはあと何年すれば補修時期」というのが分かり、査定も正確になります。

査定は当然どこの不動産業者でもやるのですが、この場合正確さが違います。

建物の資産価値をできるだけ落とさないような家の管理が期待できるということです。

3.ヘーベルハウスの商品ラインナップ

機能分類別で、代表的タイプをご紹介します。

3-1.one fitto【2階建てモデル】

コロナ禍の新しい日常に対応した一戸建て。「家族が長時間過ごす」「出かけなくとも楽しめる」がキーワード。スマートクローク・玄関洗面・テレワークスペース・団らんしやすい外テラスなどを装備。ハイパワード制震ALC構造。

坪単価：80万円～　詳細こちら

3-2.terra craft【3階建てモデル】

限られた敷地でも、広さ・明るさ・楽しさを実現する3階建て。1階からでも2階と3階を感じることができるシースルー階段やトップライト・吹き抜け・1階ダウンフロアを採用。 工法は重量鉄骨システムラーメン構造（制震構造）。

坪単価：80万円～90万円　詳細こちら

3-3.都市の実家【二世帯モデル】

都市の実家機能に着目。同居以外の子供家族の宿泊、親世代が外部の来客対応、介護など、融通性の高い間取り。重量鉄骨システムラーメン構造またはハイパーフレーム構造。

坪単価：80万円～90万円　詳細こちら

3-4.ESCORT GRAND【賃貸併用モデル】

賃貸併用住宅でひとつの敷地を有効に活用でき、その家賃収入を住宅ローン返済に充てることが可能。30年一括借上げシステムで経営サポート。プランニングノウハウも豊富。設計の自由度も高く、将来賃貸住宅を子世帯・親世帯にしたりするリフォームも可能。

坪単価：80万円～　詳細こちら

3-5.FREX2【プレミアムモデル】

強靭な重量鉄骨が生み出す大空間・広々ＬＤＫ。天井高を2,720mm〜3,040mmまで上げ、ダウンフロアで床を320mm〜395mm下げることでさらなる開放感が可能。

坪単価：80万円～100万円　詳細こちら

3-6.LONG LIFE ZEH【ZEH・健康子育てモデル】

ZEH（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）は高断熱化、高効率設備による省エネと、太陽光発電などによる創エネにより、年間の一次エネルギー消費量がゼロ以下となる住まい。地球環境にやさしいだけでなく、光熱費コストが大幅削減されることも。

坪単価：80万円～95万円　　詳細こちら

4.ヘーベルハウスの会社の評判・口コミ

4-1.良い評判・口コミ

坪単価の平均85万円と他よりは高めですが、自分の思い通りに家を作れるメリットは大きいようです。

営業マンから始まり、関わるスタッフが皆優秀だったという意見です。

施主/男性

構造や材質の強さへの評価です。

検討中/女性

4-2.悪い評判・口コミ

ハウスメーカーの常＝営業マンは、当たり外れがあるという意見です。

実体験からオリコンなど外部調査が信頼できなくなったという意見です。

施工後/男性

仕様と違うものが出来ていたという意見です。

実際に二世帯を建てて後悔した人の意見です。

4-3.ヘーベルハウスで家を建てた人の体験談ブログ

短い口込みよりも、書く人の思い入れが強く細かい記載のあるブログも、参考にするのにおススメです。「ここは満足」「ここは思いのほかお金がかかった」など良い点・悪い点を並行比較している点も公平ですね。

ヘーベルハウスを建てた俺のブログ。
契約してから家が完成するまでの道程を綴った新築ブログ

keigoman’s diary 注文住宅物語
ヘーベルハウス主催のバス見学会で2年に600名の見学者が訪れた新居のレシピ

共働き夫婦のヘーベル日記～光と風と壁の設計～
屋上付き重量鉄骨2階建ての新築マイホームを建てたブログ

4-4.ヘーベルハウスの賃貸ヘーベルメゾンの評判

ヘーベルハウスの賃貸住宅シリーズ「へーベルメゾン」も1983年以来の長い歴史を誇り、「作りのしっかりした賃貸物件」の定評があります。入居者目線より、賃貸併用のオーナー目線が気になりますね？

賃貸物件としてなら、丈夫さや安全は売りですし、30年目の修繕も経費として積立てを考えることができそうです。ペット共存物件（＝客付けしやすい）などの設定もあり、 設定賃料も少し高めにできます。

賃貸スタッフの体制が良かった感想

遮音に問題が？

建物の素材やアパートかマンションかによって、防音性が違うことと、防音性を重視するなら、旭化成独自の「ANRフロア」という建材が使われているお部屋が良いとのことです。

5.ヘーベルハウスをオススメする人

質実剛健・機能性を重視する人、災害に強く、安心を得たい人、末永く家を使い続けたい人、建築に不利な狭小土地に家を作りたい人などには非常におススメです。

減災のほかに 都市型（狭小土地）住宅用3階建て、二世帯住宅、賃貸併用、高齢化、子育て、インドア派など、家に目的に沿った機能を求めたい人に対して処方箋を提供するのが得意なメーカーなので、そういったニーズにがある人も検討がしやすいです。

反面ロマンチックな外観が好きな人や、先行きの維持費が高くなるのを嫌う人、自由な外観や寸法でこだわって建てたい人はニーズが合いませんので、他を探しましょう。

6. ヘーベルハウスについてのまとめ

ヘーベルハウスは機能性・合理性・安全安心・長寿命を至上命題として、顧客の幸せを考える会社です。施工単価がそれなりにお高い上に、好みがはっきりと分かれる商品構成なので、お好きな人には非常にマッチすると言えるでしょう。

社会情勢や家族に起きている問題についての意識も高い会社なので、ご自分のニーズをはっきり見据えた上で相談すると親身に返してくれるかもしれません。

ヘーベルハウスといえども、災害でひとつだけ不可抗力なのは水害ですが、台風19号の床上浸水に遭ったヘーベルハウスの家も、乾燥が早くすっかり生活は復旧したと

聞きます。しかし 土地を決める際は、洪水ハザードマップの検討はどうかお忘れなく！

へーベルハウスの公式サイトを見る