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一般コラム

Uber Eats(ウーバーイーツ)の手数料・配達料が高い理由は?仕組みや安くする方法を解説!

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Uber Eats(ウーバーイーツ)の手数料・配達料が高い理由は?仕組みや安くする方法を解説!

Uber Eats(ウーバーイーツ)は、スマートフォンから気軽に料理の配達を依頼できる人気デリバリーサービスです。

とはいえ「手数料が高い」と聞いて、利用を迷っている方もいるのではないでしょうか。

また、「少しでも手数料を安くする方法を知りたい」と思っている方も多いかもしれません。

実はウーバーイーツの仕組みを理解したうえで簡単なポイントを押さえれば、手数料を安くすることは可能です。

今回は、ウーバーイーツの手数料が高い理由や手数料が決まる仕組み、手数料を節約する注文方法を紹介します。ぜひ参考にして、お得にウーバーイーツを利用してください。

1.ウーバーイーツの手数料・配達料は高い?

1.ウーバーイーツの手数料・配達料は高い?

一般的に、ウーバーイーツの手数料・配達料は高いという印象を持たれています。

実際にウーバーイーツでの注文にかかる金額は、程度の差はあるものの実店舗で食べるよりも割高となるケースがほとんどです。

しかし、なぜウーバーイーツの手数料は高いのでしょうか?その理由は、次の2点があげられます。

  • 飲食店側の手数料負担が約35%にも登るから
  • 皆が注文したいときほど手数料が上がる仕組みだから

加盟店がウーバーイーツ側に支払う手数料は、平均して約35%です。この35%という手数料負担は、実店舗で料理を出すための経費(人件費や店舗の維持費など)を差し引いてもカバーしきれません。

ゆえに、ウーバーイーツの加盟店は赤字にならないように手数料を高く設定したり、料理の価格を割高に設定したりする場合が多いのです。

また、ユーザー側が支払う手数料が、さまざまな要因で変動することも手数料が高いと感じる理由と考えられます。

注文が増えるほど配送料が高くなる変動する仕組みとなっているので、皆が利用したいと考えるタイミングで手数料が割高となる傾向があります。

2.ウーバーイーツの手数料・配達料を決めるポイント(仕組み)

2.ウーバーイーツの手数料・配達料を決めるポイント(仕組み)

ウーバーイーツで料理を注文した場合、商品代金に加えて次の3つの手数料がかかります

手数料名手数料額固定・変動
サービス料商品代金の10%固定
配送料50円~変動
少量注文手数料0円または150円変動

これらの手数料のうち「サービス料」は一律固定で発生しますが、「配送料」と「少量注文手数料」は変動します

「店舗によって配送料が違う」「同じ店舗でも日時によって手数料が高いときがある」と感じるのは、この手数料の変動が原因です。

手数料が変動する要因としては、次があげられます。

2-1.店舗から配達先までの物理的距離

ウーバーイーツの配送料は、店舗から配達先までの物理的距離が近いほど安く、遠いほど高くなります。

そもそも配送料とは、配達員に支払われる報酬のことです。距離が遠いほど配達に時間がかかるため、配送料が高くなる仕組みとなっています。

2-2.地域

ウーバーイーツの配送料は地域によっても異なります。基本的には、都心部などの注文が多い地域ほど配送料の上限・下限ともに高く設定されています。

その理由は注文が多い地域ほど、たくさんの配達員が必要だからです。配達員の報酬である配送料を高くすることで、需要が多い地域でも配達員を確保できる仕組みとなっています。

2-3.天候・混雑状況

ここまでに述べたことからも分かるとおり、ウーバーイーツの配送料は注文の多さ(需要)と配達員の多さ(供給)で決まる一面があります。

そのため、ランチやディナーなどの混雑する時間帯、天候が悪い日などは配達員が不足しやすく、配送料も高く変動する傾向があります。

2-4.少額の注文には手数料が加わる

商品代金の合計が700円未満の場合は、配送料とは別に「少量注文手数料」という手数料が発生します。

少量注文手数料の金額は150円の一律固定で、注文金額が700円以上の場合は0円です。

3.ウーバーイーツの手数料・配達料を安くする方法

3.ウーバーイーツの手数料・配達料を安くする方法

ウーバーイーツの手数料・配送料は、注文するタイミングや注文金額によっては高くなることも事実です。

しかし次に紹介する方法を活用すれば、手数料を安くできます。

3-1.700円未満はもう1品追加する

ウーバーイーツでは商品代金の合計が700円以上になるように調整すれば、150円の少量注文手数料を支払わずに済みます

商品代金の合計が700円未満になったときは、付け合わせやドリンクなどの安いメニューをもう1品追加しましょう。合計金額もそれほど上がらないうえに、手数料も安くできてお得です。

3-2.Eatsパスで月額払いにする

月に何度も注文するのであれば、「Eatsパス」を利用すると手数料を安くできる可能性があります。

Eatsパスとは、月額980円を支払うことで配送料が毎回無料になるサブスクリプション(定額制)サービスです。

サービス料や少額注文手数料は無料にならないものの、1,200円を超える注文の配送料が常に0円になります。

配送料の相場が高い地域に住んでいるヘビーユーザーや、混雑する時間帯によく頼む人は、Eatsパスを利用することで手数料負担が減る場合も多いでしょう。

Eatsパスの契約自動更新をオフにすれば、配送料が高くなりがちな梅雨や真夏、真冬などにピンポイントで加入することも可能です。

3-3.無料キャンペーンを利用する

ウーバーイーツでは、各種のキャンペーンを調べてから注文すると手数料や商品代金が割安になるケースも多々あります。

たとえば配送料無料キャンペーンが行われている期間中に注文すれば、配送料が発生しません。

他にも、特定の店舗の対象メニューを同じ料金で2個注文できる「1つ頼むと1つ無料キャンペーン」、特定の店舗の対象メニューが500円で注文できる「ワンコインキャンペーン」などもあります。

キャンペーンの内容は時期によって異なりますが、アプリや公式Twitterなどで情報を確認できます。

3-4.割引クーポンを利用する

ウーバーイーツには、特定のプロモーションコード(英数字の羅列)を入力することで注文金額が割引されるクーポンが存在します。

クーポンの種類や割引率は時期によって異なりますが、とくに割引率が大きいのが初回限定クーポン紹介クーポンです。

初回限定クーポンは初めてウーバーイーツで注文するときに使えるクーポン、紹介クーポンは他の人にウーバーイーツを紹介した・紹介されたときに使えるクーポンです。

その他にも、特定の決済手段(キャッシュレス決済など)で支払うと割引されるクーポンや、特定の店舗で配送料が無料になるクーポンなどが配布されていたこともあります。

割引クーポンの情報についても、アプリや公式Twitterなどで確認可能です。

3-5.近い店舗を利用する

ウーバーイーツでは、配達先からの距離が近い店舗ほど配送料が安くなる傾向があります。

とはいえ、店名を見ただけで店舗の住所まで分かることは稀でしょう。そこで活用したいのがフィルター機能です。

飲食店を探すときにフィルター機能で「最大配送手数料の上限」を低く設定すれば、近くて配送料が安い店舗だけを絞り込んで表示できます。

3-6.手数料が安い店舗を利用する

ウーバーイーツには、他よりも手数料が安く設定されている店舗も存在します。手数料が安い店舗は、マクドナルドなどの大型チェーン店に多い傾向があります。

その理由は定かではありませんが、こういった大型チェーン店はウーバーイーツにとって大口顧客なので個人店よりも優遇されているのかもしれません。

とくにこだわりがないのであれば、そういった手数料設定の安い店舗に注文することをおすすめします。

3-7.悪天候日・混雑時間帯を避ける

ウーバーイーツでは、配達員が不足している時ほど配送料が高く変動します。

そのため混雑する時間帯や悪天候日を避けて注文すると、手数料を安くすることが可能です。

可能であれば、ランチやディナーの時間帯をずらして注文してみましょう。また、暑い日や寒い日、大雨の日は注文を控えるのも一つの方法です。

とくに台風や突然の大雨などは、食事をデリバリーで済ませる人が急に増えるため配送料の値上がりに注意が必要です。

4.ウーバーイーツと競合サービスの手数料の違い

4.ウーバーイーツと競合サービスの手数料の違い

現在ではウーバーイーツ以外にも、さまざまなデリバリーサービスが登場しています。

そういった他の競合サービスと比較した場合、ウーバーイーツの手数料は高いのでしょうか?

次の表では、シェア率の高いデリバリーサービスを利用した場合に、ユーザーが負担する手数料や最低注文金額を比較しました。

サービス名手数料最低注文金額
ウーバーイーツ配送料:50円~
サービス料:商品代金の10%
設定なし
(※ただし700円未満の場合150円の少量注文手数料が必要)
出前館配送料:200円~店舗により異なる
menu配送料:300円~店舗により異なる
LINEデリマ配送料:200円~店舗により異なる
楽天デリバリー配送料:400円~設定なし

表のとおり、手数料の項目や金額は異なるものの、ウーバーイーツの手数料が特別高いとは言えせん

各サービスの一部店舗では配送料が無料となっている場合もありますが、ユーザーが負担する実質の手数料はそれほど変わらないことも多々あります。

なぜなら、飲食店側が料理の価格に手数料を含めて設定しているケースもあるからです。

結局どのサービスがお得かは、選ぶ店舗や注文金額、注文のタイミングなどで異なるでしょう。

5.ウーバーイーツを利用するメリット

5.ウーバーイーツを利用するメリット

ここまでに述べたとおり、ウーバーイーツを利用する消費者も店舗側も、それなりの手数料を負担する必要があります。

それでもウーバーイーツが人気を集めているのは、店・消費者・配達パートナーの三方に次のようなメリットがあるからです。

5-1.店

飲食店がウーバーイーツに加盟する最大のメリットは、コストをかけずにデリバリーを導入できる点にあります。

ウーバーイーツに加盟すれば、専門の配達員や配達手段(バイクなど)を用意する必要がありません。

初期費用も無料で、デリバリーサービスを使うのに必要なタブレット端末もレンタルできるなど、導入のハードルも低いと言えます。

また、ウーバーイーツは知名度が高いため、集客効果を高められるメリットもあります。

ウーバーイーツに加盟すると、これまで実店舗に来たことのないお客さんの目にも触れ、店の認知度を高めることが可能です。外国でも人気があるサービスのため、インバウンド客(外国人観光客)を取り込める可能性もあります。

以上のような総合的なメリットがあることから、ウーバーイーツの加盟店は増え続けています。

5-2.消費者

消費者がウーバーイーツを利用するメリットは、その便利さにあります。

ウーバーイーツには、グルメな人の好む評価の高い飲食店も多く加盟しています。そういった店の美味しい料理を、スマートフォンひとつで注文できることは便利といっても過言ではありません。

また、最低注文金額の縛りもなく、平均的な配達時間も早いため、気軽さという点でも他のデリバリーサービスよりも優れています。

注文システムもユーザーの利便性がよく考えれられていて、配達場所を自宅以外にも指定できるのでイベントや行事でも使えます。配達中はアプリからリアルタイムで配達状況を確認できるので、受け取り損ねる心配もなく安心です。

5-3.配達パートナー

ウーバーイーツの配達パートナーになる最大のメリットは、自由な働き方を実現しやすい点にあります。

配達パートナーはウーバーイーツから雇われているのではなく、個人事業主として配達のみを請け負う仕組みとなっています。そのため、配達パートナーは自分の好きな時間・場所で仕事をすることが可能です。

そのうえ、他のデリバリーサービスと比べてウーバーイーツは知名度が高いので、受けられる仕事の数も多い傾向にあります。

その他にも、「報酬が週払い」「運動にもなる」などのメリットもあることから、ウーバーイーツの配達パートナーは今や人気の副業となっています。

6.「ウーバーイーツ 手数料」のまとめ

Uber Eats(ウーバーイーツ)の手数料・配達料が高い理由は?仕組みや安くする方法を解説!

ウーバーイーツの手数料・配送料が高いことは事実です。しかし今回紹介した方法を活用すれば、手数料は安くできます。

「最低限700円以上注文する」「近い店舗を利用する」といったことは基本として押さえたうえで、「キャンペーンやクーポン」はどんどん活用しましょう。

また、月に何度も注文するヘビーユーザーの方は、「Eatsパス」の利用も検討してみることをおすすめします。

ウーバーイーツは、スマートフォンひとつで美味しい食べ物を届けてくれる便利なサービスです。賢く使えば、手数料だけではなく実店舗に行くための時間や交通費も節約できます。

今まで注文を迷っていた人も、この機会にぜひウーバーイーツを使ってみてはいかがでしょうか。

  • この記事を書いた人
松崎サブロー

松崎サブロー

イエベストの編集長です。宅地建物取引士。不動産会社では不動産投資、不動産売却、不動産賃貸、不動産管理など幅広く担当。 不動産に関わる難しい知識を初心者にもわかりやすい正しい情報として提供することを心がけています。

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