ヤマダ電機は沖縄から北海道まで、日本全国に店舗を展開する大手の家電量販店チェーンです。
郊外型店舗のテックランドと都市型店舗のLABIを実店舗として展開するほか、ネットショッピングサイトも運営しています。
今回はヤマダ電機でキャッシュレス決済する際のメリットや種類について、詳しく解説をしていきます。
これからヤマダ電機でお得に買い物をしたい方はぜひ、この記事を参考にしてください。
1.ヤマダ電機でキャッシュレス決済するメリットは?
ヤマダ電機の支払い方法は現金だけでなく様々なキャッシュレスにも対応しています。
キャッシュレス決済は現金いらずでポイントも貯まるなどメリットが多いのが特徴です。
主なメリットには下記のものが挙げられます。
1-1.決済履歴が残り何を購入したのか分かりやすい
アプリやクレジットカードで決済すると購入品の履歴が残ります。
保証書やレシートが紛失してしまった場合でも決済履歴をたどれば内容がわかるため、家電製品などが故障した際に購入日時を確認できるのがメリットです。
1-2.ポイントサービスを利用できる
キャッシュレス決済の際に使用するアプリやクレジットカードには、ポイントサービスがついている場合がほとんどです。
決済の度に貯まるポイントを活用すれば、商品やサービス、飛行機のマイルなど様々なものと交換ができます。
キャッシュレス決済のアプリでは、ポイントが多くもらえるキャンペーンなども頻繁にあるので上手く活用するとお得です。
1-3.ATMを使う手間や手数料を省ける
キャッシュレス決済を利用すれば現金を用意する必要がありません。
そのため、わざわざATMで現金を引き出す手間や手数料がかからないのも大きなメリットです。
スマホやクレカなどを持っていくだけで高額商品の決済が完了できます。
2.ヤマダ電機で利用できるキャッシュレス決済
ヤマダ電機では様々な種類のキャッシュレス決済に対応しており、クレジットカードもOKです。
クレジットカードの利用では後述するヤマダLABIカードを特にオススメします。
スイカ、PASMOなどの交通系電子マネーでは支払いができないのでご注意ください。商品券でも可能で、一部店舗ではビットコインでも支払いができます。
2-1.ヤマダPay
ヤマダPayは⾃⾝のスマホを利用し、顔画像を登録することで、ヤマダ電機で商品を購入する際に、スマホもクレジットカードも持たずに買物ができる決済サービスです。
ヤマダ電機の「ケータイDEクレジット」を利用かつ顔登録アプリを使用して事前に顔登録処理をした方が対象となります。
全国のヤマダデンキの店舗で利用できますが、アウトレット店舗はサービス対象外のため利用できません。
2-2.LINE Pay(ラインペイ)
ヤマダ電機ではLINE Payも使えます。
マイランクに応じてもらえる特典クーポンの中には、ヤマダ電機で使えるクーポンが配信されているので、LINE Payを使えば、ヤマダ電機での買い物がさらにお得になるのです。
また、Visa LINE Payクレジットカードを登録して事前チャージ不要で買い物ができるチャージ&ペイを設定すると、ヤマダ電機の買い物でLINEポイントが付与されます。
マイランクに応じて1~3%のポイントがもらえるので、お得に家電が購入できます。
2-3.楽天ペイ(ラクテンペイ)
ヤマダ電機は、2019年10月11日から楽天ペイが利用できるようになりました。
ちなみに同じグループであるベスト電器、ツクモ、マツヤデンキ、キムラヤセレクトでも使えます。
ただ、ヤマダ電機は楽天ペイで決済はできますが楽天ポイント加盟店ではないため、楽天ポイントカードを使ってポイントを貯めることはできません。
とはいえ、楽天ペイを使えば間接的に楽天ポイントが貯まりますので、結果、お得に買い物ができます。
2-4.PayPay(ペイペイ)
ヤマダ電機ではPayPayも使えます。
全国の店舗だけでなくネットショップのヤマダウェブコムでもPayPayによるオンライン決済が可能です。
キャンペーンも随時開催されており、たとえばヤマダ電機ウェブコムで買い物をすると最大10%戻ってくるなど、嬉しい企画も多々あります。
家電製品は高額な場合が多いので、還元率が大きいとかなりお得になるでしょう。
2-5.メルペイ
メルペイはメルカリが運営するスマホ決済サービスですが、2019年6月よりヤマダ電機でも使えるようになりました。
ヤマダ電機で利用する際にはコード支払いとなります。
また、ヤマダ電機での実店舗のみメルペイ支払いが可能で、ネットショッピングには対応していませんのでご注意ください。
2-6.d払い
ヤマダ電機ではd払いも利用可能です。
d払いは、実店舗での支払いで200円(税込み)につき1ポイント(0.5%)、ネットでの支払いで100円(税込み)につき1ポイント(1%)のdポイントが還元されます。
なお、貯めたポイントはd払いを使って「1ポイント=1円」で利用できるので、ドコモユーザーの方は利用してみてはいかがでしょうか。
2-7.ゆうちょPay
ゆうちょPayは、日本郵政グループのゆうちょ銀行が2019年5月8日からスタートしたサービスです。
スマホに専用アプリをダウンロードして、初期設定でゆうちょ銀行の総合口座(通常貯金、個人口座のみ)とキャッシュカードの4ケタの暗証番号、メールアドレスを入力して登録をします。
あらかじめ登録した銀行口座から代金が即時に引き落とされるシステムで、ゆうちょ銀行の口座を持つユーザーの方にオススメです。
2-8.AliPay(アリペイ)
AliPayは中国消費者に最も使われている決済アプリ です。
海外店舗が積極的に中国のモバイル決済サービスを導入している中、ヤマダ電機でも売上と集客の拡大を図るため利用できるようになりました。
中国人を始めとする訪日外国人は日本の家電製品をたくさん購入してくれる上客です。
中国人観光客が増える近年では、ヤマダ電機以外でも日本中でアリペイを導入する店舗が年々増えています。
2-9.SmartCode(スマートコード)
Smart CodeとはJCBが提供する安心・安全なQRコード・バーコードの決済スキームです。
JCBがQR・バーコード決済事業者と店舗をつなぐ決済情報処理センターの提供や加盟店契約の一本化を行い、事業者や店舗の負荷軽減します。
既にヤマダ電機で利用できる決済手段に加えて、Smart Codeに対応しているコード決済サービス「atone」「K PLUS」「pring」が、ヤマダ電機グループ全店で利用可能です。
2-10.au PAY(エーユーペイ)
au PAYはKDDIが提供する便利なQRコード決済です。
ヤマダ電機で買い物をした際にau PAYで決済をすると、買い物した金額×0.5%〜、したがって税抜きで200円につき1Pontaポイントが付与されます。
au PAYでは期間限定で還元率が2倍となり、通常200円(税込)につき1ポイントの所、2ポイントのエーユーウォレットポイントが付与されるなどのお得なキャンペーンが定期的に開催されるので、ぜひ、ご利用してみてはいかがでしょうか。
2-11.pring(プリン)
pringが運営する送金アプリpring(プリン)が、JCBが提供する決済スキーム「Smart Code」を導入する全国約950店舗のヤマダ電機グループで利用できるようになりました。
pringは、チャット感覚でお金を「おくる、もらう、払う、チャージする、もどす」の機能を備える送金アプリです。プラットフォーム上の投稿に対して1円から応援マネー(投げ銭)が送れます。
やり取りしたお金は、いつでも銀行口座に戻せるだけでなく、セブン銀行ATMで現金として引き出せます。
2-12.J-Coin Pay(ジェーコインペイ)
J-Coin Payは、みずほ銀行が展開する全国90以上の金融機関が参画するスマホ決済サービスで、お金のやりとりやお店でのお支払いがスマホ1つで簡単にできます。
しかもこれらの取引は全て手数料が無料です。
当初は利用可能な店舗は多くありませんでしたが徐々に拡大し、ドラッグストアのウエルシアグループや家電のエディオングループなどでも利用可能になりました。
ヤマダ電機グループでも対応になり、注目されているキャッシュレス決済です。
2-13.WechatPay(ウィーチャットペイ)
中国テンセント(騰訊/Tencent)社のWeChatペイ(ウィーチャット/微信支付)は、京東商城(JD.com)をはじめとしたネットショップで利用される、中国オンライン決済の約38%を占める第三者決済です。
ヤマダ電機でもWeChatPay(微信支付/ウィーチャットペイ)の加盟店契約を締結し、2018年12月1日よりヤマダ電機グループの約950 店舗の全POSレジ端末で取扱いを開始しました。
中国で現金以上に普及しているとも言われているオンライン決済ツールで、訪日中国人の集客や店舗決済に欠かせないツールと言えます。
3.ヤマダ電機のキャッシュレス決済をお得に使う方法
キャッシュレス決済を使えば、現金を引き出す手間も省けるうえに、それぞれのサービスが提供している還元サービスを受けられます。
それとは別にヤマダ電機には独自に提供しているヤマダポイントがあるので、キャッシュレス決済サービスの他にもポイントが付与されます。
3-1.ヤマダLABIカードを利用する
一番のオススメはヤマダLABIカードを利用することです。
ヤマダポイントは現金だと10%の還元率ですが、クレジットだと8%と低くなってしまいます。
しかし、ヤマダLABIカードであれば現金と同率の10%の還元を受けられ、ヤマダ電機以外では0.5%のヤマダポイントが還元。セゾン永久不滅ポイントも0.5%たまります。
永久不滅ポイントはヤマダポイントに交換できるので、ヤマダ電機の支払いにヤマダLABIカードを利用すると、10.5%の還元率となり非常にお得です。
また、ヤマダLABIカードには、 ANAマイレージクラブ機能のついたヤマダLABI ANAカードがあり、ヤマダ電機店頭での買い物ではヤマダポイントと永久不滅ポイントしか貯まりませんが、公式通販サイト「ヤマダウェブコム」では300円につき1マイル貯まります。
3-2.PayPayモール店を利用する
ヤマダ電機はPayPayが運営する公式ショッピングサイト「PayPayモール店」に出店しています。
ポイント還元キャンペーンも定期的に行なわれていて、PayPay残高から支払時に4%還元、Yahoo! JAPANカードで支払い時に3%還元されることもあります。
PayPay残高を利用するには、事前にYahoo!JAPAN IDとPayPayアカウントを連携させなくてはなりませんので、あらかじめ準備が必要です。
3-3.dカードを利用する
「とにかく高い還元率を維持しながら、少しでもお得にキャッシュレス決済を使いたい」という方にはdカードもオススメです。
ヤマダ電機でd払いを利用すれば税込み200円ごとに1ポイント、支払った金額×0.5%のdポイントが貯まります。
また、d払いとdカードを組み合わせればポイントの二重取りができるという点も見逃せません!
d払いは街のお店だと0.5%、ネットショッピングでは1%の還元率ですが、dカードの還元率1%を上乗せすると1.5~2%の還元率となります。
家電製品は単価が高いので、ぜひ、組み合わせて少しでも多くポイントを還元しましょう。
3-4.キャンペーンを活用する
家電量販店(実店舗や公式サイト)では季節ごとにキャッシュレス・キャンペーンを頻繁に開催しています。
たとえば毎年3月には新生活応援キャンペーンが開催されることが多く、PayPayではPayPayボーナス10%分を進呈するヤマダ電機のクーポンを配布するなど集客に力を入れています。
通常ではもらえない多額のポイントがもらえるので、キャンペーンの時期に合わせてキャッシュレス決済でお得に買い物を楽しむのもよいでしょう。
4.「ヤマダ電機 キャッシュレス」のまとめ
今回はヤマダ電機での買い物にキャッシュレス決済を上手に利用する方法について、詳しく解説をしていきました。
キャッシュレス決済は新型コロナの感染予防にもなり、非常に注目されている決済方法です。
利用する側も現金を用意する必要がなく、かつポイントも貯められるなど良いことづくめといえるでしょう。
新生活で家電製品をひと通り揃えるとなると、かなり多額の出費となります。
購入金額が大きいほど還元されるポイントも比例するので、少しでも実質的にヤマダ電機で安く購入したい方はぜひ、キャッシュレス決済を活用してください。