OwnersBook(オーナーズブック)は、マザーズ上場企業であるロードスターキャピタル株式会社により運営されている不動産投資型クラウドファンディングです。
2014年9月にサービス開始され、投資実行済案件総額は、約122億円を超えています。(※2019年7月23日時点)
この記事を読まれているということは、OwnersBook(オーナーズブック)について、少なからず関心があるということだと思います。
そこで本日は、OwnersBook(オーナーズブック)について、より詳しく知りたい方や不動産投資を検討している方のためにメリット・デメリットをまとめました。
この記事を読むと分かること
- OwnersBook(オーナーズブック)の概要
- OwnersBook(オーナーズブック)のメリット
- OwnersBook(オーナーズブック)のデメリット
- OwnersBook(オーナーズブック)を運営する会社情報
目次
1.不動産投資型クラウドファンディング・OwnersBook(オーナーズブック)
OwnersBook(オーナーズブック)は、投資家から集めた資金を元に不動産投資をおこない、事業で得られた賃料配当、売却益を投資家に還元する仕組みのサービスです。
投資家は、1万円から投資することができるためリスクが少なく、FXや株式投資のように相場の激しい変動に振り回されることもないため、安定的に資産を増やしていくことができます。
※不動産クラウドファンディングについて、より詳しく学びたい方は「不動産クラウドファンディングの概要、仕組みを紹介!」もご覧ください。
また、J-REIT(不動産投資信託)と違い、投資家自身が自分で投資する不動産物件を決定できることもOwnersBook(オーナーズブック)の特徴です。
※J-REIT(不動産投資信託)についてより詳しく学びたい方は「REIT(リート)とは?不動産投資信託について徹底解説しました!」もご覧ください。
2.メリット
OwnersBook(オーナーズブック)で不動産投資をおこなうメリットを紹介します。
2-1.少額1万円から投資可能
OwnersBook(オーナーズブック)は、1口1万円から少額投資が可能なサービスです。
個人でマンション投資をおこなうとすると数千万円かかるところ、クラウドファンディングという形をとることで少額から気軽に投資できるようになっています。
また、投資した物件の配当として毎月、賃料収入が振り込まれまるので、安定的に資産を増やすことができます。
オーナーズブック から配当金がきた。
コツコツと!#ソーシャルレンディング#オーナーズブック #OwnersBook— ふま@ブログ4/30開設 (@Fuma_investment) April 12, 2019
2-2.マザーズ上場企業が運営
OwnersBook(オーナーズブック)は、マザーズ上場企業であるロードスターキャピタル株式会社によって運営されています。
上場企業なので、情報は詳細に公開されていますし、2012年の創業以来、増収増益を続けている黒字企業なので、安心してお金を預けることができます。
また、経営陣には、代表取締役社長・岩野 達志氏を始め、不動産業界にバックグラウンドを持つプロが揃っています。
3-3.過去の延滞・貸し倒れ実績ゼロ
OwnersBook(オーナーズブック)は、過去の延滞・貸し倒れ実績ゼロです。
過去に、SBIソーシャレンディングが延滞を出したことがあります。
また、全案件に担保がついているのもポイントです。
3.デメリット
OwnersBook(オーナーズブック)で不動産投資をおこなうデメリットを紹介します。
3-1.競争率が高い
OwnersBook(オーナーズブック)は、人気が高すぎるせいで投資できない人もでています。
ソーシャルレンディングはOwnersBookで3件投資してて、これも少しずつ増やしていきたいんだけど、人気でなかなか申し込めないのよね😆
— ake (@ake20181128) March 27, 2019
人気であることの証でもあり悪いとまでは言えないかもしれませんが、確実に投資できる物件を探している方にとっては注意点になります。
3-2.中途解約ができない
OwnersBook(オーナーズブック)は、中途解約ができません。
これは、他のソーシャルレンディング、投資型クラウドファンディングにも言えることですが、知っておく必要があります。
OwnersBook(オーナーズブック)の案件の投資期間は12ヶ月~24ヶ月と比較的長くなっていますが、その期間はお金を引き出すことができないので注意が必要です。
3-3.出資金元本保証がない
OwnersBook(オーナーズブック)の投資案件には、元本保証がありません。
元本は保証されているわけではなく、欠損が生じるおそれがあります。
案件ごとに、手数料等およびリスクの内容や性質が異なります。詳しくは、契約締結前交付書面等をよくお読みください。引用:OwnersBook
とは言え、不動産投資はFXのようにハイリスク・ハイリターンではなく、ミドルリスク・ミドルリターンなので、そこまで心配する必要はないでしょう。
4.運営会社と社長名
OwnersBook(オーナーズブック)の運営会社は、ロードスターキャピタル株式会社です。
ロードスターキャピタル株式会社は、2012年4月に設立された比較的新しい会社ですが、2017年9月にマザーズ市場に上場した急成長企業です。
代表取締役社長は、岩野達志氏。
東京大学農学部卒業後、一般財団法人日本不動産研究所、ゴールドマン・サックス・リアルティ・ジャパンなどで不動産業務の経験を積んでいます。
岩野 達志
代表取締役社長東京大学農学部卒。一般財団法人日本不動産研究所にてキャリアをスタートし、不動産鑑定業務に従事。
2000年よりゴールドマン・サックス・リアルティ・ジャパンにて自己投資・運用ファンドの不動産取得部門、2002年以降はアセットマネジメント部門。2004年からロックポイントマネジメントジャパンLLC ディレクターとしてエクイティ500億円以上、案件総額3,000億円以上を実行、ロックポイントグループの日本における不動産投資業務をリード。
不動産鑑定士、宅地建物取引士。引用:Ownersbook
5.まとめ
OwnersBook(オーナーズブック)の概要、メリット、デメリットなどを紹介しました。
紹介したようにデメリットもありますが、上場企業が運営している安定性を考えると、メリットの方が大きいサービスと言えます。
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