「お金持ちになって、楽しく人生を過ごしたい!」
物質世界で生きている限り、当然ですが、私たちは誰もがそのような願いを持っています。
とはいえ、その願いを現実に叶えられる人と、いくら働いても叶えられない人がいるのも事実です。
今回は、お金持ちになるための方法について、詳しく解説をしていきましょう。
1.お金持ちになるには
お金持ちになるには、ある特定のルールがあります。
決して難しいことではありませんが、実際に実践している人は多くありません。
これから簡単に解説をしていきましょう。
1-1.自分の頭で考える
世界的な投資家のジム・ロジャーズ氏によると、お金持ちになりたい人が最も重視すべき点は、「他人に頼らず、自分の頭で考える」ということです。
「自ら情報収集に力を注ぐことが大事だ」とロジャーズ氏は指摘し、集めた情報をうのみにせずに、手間がかかるとしても自分の頭で分析する努力を惜しまないことが、投資を成功させるカギだと述べています。
近年では、経営コンサルタントなど、ビジネスの専門家に全てを任せ、よく考えないで投資を決める人も少なくありません。
しかし、こうした投資スタンスは危うく、ときにはリスクも伴います。
ロジャーズ氏は、お金持ちになるには「自ら情報収集に力を注ぐことが大事だ」と言い切り、簡単に儲かるラクなビジネスはこの世に存在しないというのが持論です。
1-2.他人の力を利用する
自分自身が動かなくても、他人が働いてくれるようにするシステムを作り出すことが必要です。
会社の場合、自分があくせく働かなくても従業員が働いてくれるため、何もしなくてもお金を生み出せるようになります。
お金持ちは、お金を生み出す仕組みをたくさん作り出し、自らはあくせく働きません。
他人を動かすために、社員を教育したり外注に仕事を発注したりする力を、自らの努力で身につけています。
お金持ちになりたいのなら、「自分自身が忙しく動いてお金を稼ぐ」という思考は、捨てるようにしてください。
「他人の力を借りて、さらに大きな収入を得る」という考え方を頭の中に刻むようにしましょう。
1-3.不動産など不労所得を得るようにする
お金持ちは、投資用不動産など、所有しているだけで自動的に収入が入ってくる「不労所得」を持っています。
具体的に言うと、あなたの通帳に自動的にお金を振り込んでくれる「打ち出の小槌」のようなものです。
投資用マンションなどは、入居者が住み続ける限り、毎月家賃を入金してくれます。
同じ住居用建物でも、マイホームの場合は、当然ですが振り込まれるお金はなく、税金や修繕費など、建物にかかる経費が出ていくばかりですが、投資用不動産の場合は、所有しているだけで働かずにして収入を得ることができるのです。
不動産の場合、アパートローンなどで数千~数億円の借金をしてアパートやマンションを建てますが、それを人に借りてもらうことにより、そこから得る家賃収入で返済をして、残ったお金を利益とすることができます。
1-4.自分にとって最適な仕事を選ぶ
仕事を選ぶ際には、高い給料を払ってくれるという条件だけでなく、自分にとって最適な仕事ができる会社を探した方がいいでしょう。
お金は後からついてくるものであり、自分に適した仕事を任せてくれる会社で働けば、仕事をしていくうちにキャリアを積み上げていくことができます。
最初は安い給料でもかまいません。
自分のキャリアやスキルが磨かれていくと、次第に周囲の人がそれに気付き、引き上げてくれるようになっていきます。
1-5.お金と適切に付き合う
基本的に、個人的なお金の貸し借りはしないようにしましょう。
経済的に頼ったり、頼られたりする関係は、人間関係においてはあまり良くないといえます。
そのため、たとえ肉親だとしても、お金を借りたり、貸したりはしない方がよいのです。
世間には、お金と適切に付き合えず、借金をコントロールできない人々が大勢います。
家族の誰かが、お金にルーズなばかりに、一家離散になってしまったケースも後を絶ちません。
住宅ローンなど大きな借金をする場合は、特に気を付けて管理する必要があります。
なれない
2.お金持ちになるには?貧乏人との違い
お金持ちになるには、「収入を上げて、支出を下げる」「投資して、利回りを上げていく」という基本的な流れがあります。
まず、これら基礎的なことから理解していくのが重要です。
ここでは、お金持ちに共通する思考方法について、詳しく解説をしていきましょう。
2-1.お金持ちはお金の為に働かない
お金持ちは、お金を働かせることで、さらなる富を生むのが特徴です。
反対に、お金持ちになれない人は「お金のために働いている」という特徴があります。
普通に考えると、「お金持ちになりたいならば、そのためにあくせくと働くものでは?」となりがちですが、お金のために働いていると、「使うこと」しか考えられないため、最終的には何も残りません。
「自分自身ではなく、お金を働かせる」というのがお金持ちの考え方です。
2-2.お金持ちは知識に投資する
お金持ちは知識に投資する人が多いです。
本を読んだりセミナーに参加したりして、お金持ちになるにはどうすればよいのかを日々、勉強しています。
お金持ちは株や不動産など「投資」をしている人がほとんどですが、有意義にお金を増やすには、運用方法や資産を勉強し、金融の知識を身につけなければなりません。
こうしたお金を増やしていこうという意識をしっかりと持ち、知識を得ることで、お金持ちがさらなるお金持ちへとバージョンアップをしていくのです。
反対に、貧乏になる人は酒を飲んだり、パチンコをしたりして、ひたすら浪費のみする人が多いでしょう。
2-3.お金持ちは浪費せず投資する
お金持ちは無駄な浪費をせずに、投資するのが特徴です。
給料が増えても、消費が目的の浪費に使う金額は増やさずに、投資に使うようにしています。
いくら収入が増えても、その分支出が増えれば、お金持ちにはなれない点に注意をしてください。
大きな金額ではないとしても、毎月かかる固定費(ケータイ代、保険代など)を下げることが重要です。
2-4.お金持ちは論理的に考える
お金持ちは、論理的思考をする能力が高い人が多いです。
きちんと筋道を立てて分析し、アクシデントが起こったとしても、慌てず騒がず冷静に対処をします。
クールに行動することで成功をつかんでおり、お金を使ったり貯めたりするには、論理的思考は欠かせません。
例えば、何か買い物をする場合には、値段が安いかどうかにつられるのではなく、本当に必要な物かどうか、自分にとって価値がある物かどうかで判断するため、無駄な買い物はしないのです。
お金の管理についても論理的に考え、着実に資産を増やしていく傾向があります。
2-5.お金持ちは自分に自信がある
お金持ちは自分に自信があるという人も多いです。
お金持ちは、自分に自信があるため、正しいと考えるとその信念は揺るぎません。
常に一貫性を持ちながら行動をし、目標へと邁進します。
自己肯定感が高いので、たとえ仕事で失敗をしても気持ちを切り替えて、次の仕事に活かし、さらなるチャレンジに取り組んでいくのです。
挫折を経験しても、「自分なら絶対に出来る!」と固く信じて継続できるため、結果的にお金持ちになっていきます。
2-6.お金持ちは決断と行動が速い
お金持ちは、決断と行動が早いのも特徴です。
たとえば、メールなどの返信スピードも速いでしょう。
時間を1分1秒も無駄にしないため、やるべきことは迅速に処理をしていきます。
特にビジネスの世界は、スピード感が重要です。
一旦、こうと決めたことはすぐに行動に移し、ラッキーチャンスを見逃すことはありません。
2-7.お金持ちは人脈形成に時間とお金を作る
良い情報は良い質の人から入ってくる可能性が高いので、お金持ちは人脈形成にも時間とお金を使っています。
人生に成功している人とつきあうと、思考の仕方や成功マインドなどを学べるので、自分自身に良い影響も与えます。
とはいえ、一流の人との人脈構築は、簡単なものではありません。
また知り合えたとしても、相手にとって、自分が何の価値もない人間の場合、長く付き合うことは難しいでしょう。
相手にしてもらうためには、自分自身を磨いていく努力が必要となります。
3.お金持ちになるにはどうしたらよい?【タイプ別】
それでは、実際にお金持ちになるにはどのようすればよいのでしょうか?
タイプ別に解説をしていきます。
3-1.サラリーマンの場合
サラリーマンがお金持ちになるには、本業を頑張って収入を上げ、支出を下げるというのが王道です。
仕事でしっかりとした結果を出すことで、ボーナスや基本給の査定に良い影響が出てきます。
また、手っ取り早く稼ぐには、副業をして収入を増やすのも良いでしょう。
副業で稼いだお金を投資に回すという方法もあります。
副業での収入が本業を上回るようになれば、起業の可能性も見えてきます。
3-2.主婦の場合
主婦がお金持ちになるには、働きに出てお金を貯めるのが一般的です。
近年では外で働かなくても、ライティングやデザイン、プログラミングなど、在宅でバリバリ稼いでいる女性も多く見られます。
最初の内は安い報酬しか稼げないかもしれませんが、スキルが上がってくると、若い女性でも40~50万円稼いでいるケースもあり、起業している人も少なくありません。
上手く行くと、普通にパートで働くより高収入を得られます。
3-3.高校生・大学生の場合
まだ若くて、お金持ちを目指すのであれば、高収入の仕事につくのが良いでしょう。
高収入の職業としては、医者や弁護士、企業経営者、一流企業の社員などが代表格となります。
ただし、高収入と言っても、勤め人である限りは限界がある点に注意してください。
最近では、大学生の内から起業をして、早々と社会的に成功を収めている若い人もたくさんいます。
また、アルバイトをして貯金したお金を投資に回したり、副業を始めたりする人も少なくありません。
4.お金持ちになるにはどうしたらいい??
お金持ちになるには、具体的にどうしたらいいのでしょうか?
ここでは、試していただきたい方法をご紹介していきます。
4-1.本を読む
お金持ちになるための啓発本は、たくさんの出版社から出版されています。
その中でも、特におすすめなのが下記にある「お金持ちになるのは、どっち! ? 大富豪3000人から学んだお金のルール」という本です。
国内外の富豪3,000人に会いまくった著者が、彼らから聞いた「お金持ちになるための共通点」をまとめた1冊になります。
お金持ちになるためには、ある「共通点」があり、その考えを知らずにどんなに汗水たらして働いても、一生、貧乏人のままという衝撃の事実が詳しく書かれている本です。
お金持ちになるのは、どっち! ? 大富豪3000人から学んだお金のルール
4-2.YouTubeで学ぶ
YouTubeも、お金持ちになれるノウハウをアップしている動画がたくさんありますが、その中でもオススメなのが、タレントの中田敦彦さんが解説をしている、世界的名著「金持ち父さん貧乏父さん」についてレクチャーしている動画です。
「家は資産ではない」「倹約すればいいものではない」「経営者になれ」など、とても分かりやすい説明でアツく語ってくれています。
とてもテンポが良く面白いので、ぜひ、ご覧になってください。
4-3.セミナーに参加する
お金持ちになるために、必要な知識を学ぶことができるセミナーに参加するのもオススメです。
不動産投資のセミナーに参加すると、不動産投資の基礎知識や日々変わる法律や業界の動向、物件の選び方などを、効率的に学べます。
とはいえ、世の中には星の数ほどの不動産会社が、不動産投資セミナーを開催していますから、初心者が一人で選ぶのは簡単ではありません。
また、怪しい不動産会社のセミナーにうっかり参加してしまうと、騙されてしまうこともあり得ます。
イエベストでは、安心して話がきける不動産投資セミナーを厳選してご紹介していますので、ぜひ、下記のリンク記事を参考にしてください。
5.「お金持ちになるには」のまとめ
今回は、「お金持ちになるにはどうすればよいのか」について、詳しく解説をしていきました。
本当のお金持ちになるには、お金持ちに共通しているマインドや考え方を身につけなければなりません。
そうでないと、いくら大金を手にしても、あっという間に消えてなくなってしまうでしょう。
お金は大切なものですが、お金のことしか頭にない人は、必ず失敗をしてしまいます。
また、がむしゃらに働いてはみたものの、体を壊してしまっては元も子もありません。
お金は自分が幸せになるための「ツール」であることを自覚して、有意義に楽しく人生を過ごすことを心がけてください。