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一般コラム

実家暮らしなのに貯金ができない原因とは?20代以降の年齢別・平均貯蓄額も解説!

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「実家に暮らしているけれど、なかなか貯金ができない…」

「今は実家暮らしで安心だけど、いずれ親に何かあったらどうしよう…」

現在、実家で暮らしている方は経済的に助かっていることも多いですが「なぜか貯金ができない」「親に何かあった場合は不安」など、様々な心配を抱いている方も多いでしょう。

2015年時点における国内の未婚者のうち20~50代の親元未婚者は男女合わせて約1430万人で、未婚者人口全体に占める割合は68%と約7割の未婚者が親と同居しています。

しかし実家暮らしの場合は一人暮らしと違い、家賃や光熱費など住居費の負担がないため経済的には余裕があるように見えるものです。

今回は「実家暮らしの人が貯金をする方法」について詳しく解説をしていきます。

実家暮らしでも、なかなかまとまった貯金ができない方はぜひ、この記事を参考にしてください。

1.実家暮らしの平均貯金額

1.実家暮らしの平均貯金額

ここでは一人暮らしの生活費と比較しながら実家暮らしの平均貯金額を見ていきましょう。

1-1.一人暮らしの生活費

まずは一人暮らしの生活費はどのくらいかかるのかを見ていきましょう。

人事院のデータによると、単身世帯(一人暮らし)の「標準生計費」(1か月あたりの生活費)の内訳は下記の通りです。

食料費26,020円
住居関係費(住居費、光熱・水道、家具・家事用品)48,300円
被服・履物費2,430円
雑費Ⅰ(保健医療、交通・通信、教育、教養娯楽)35,120円
雑費Ⅱ(交際費など)8,320円
合計120,190円

参考)人事院「世帯人員別標準生計費」(2019年4月)

上記の表を参照すると家賃や光熱費などが含まれる住居関係費が高いことがわかります。ちなみに家賃の金額は都市部になるほど高額な傾向です。

実家暮らしの場合は住居費が発生しないため、一人暮らしの人と比較すると少なくとも約5万円ほど多く手元に残ることになります。

男女(20~30歳代)ともに実家にお金を入れているという人は75.2%と多く、金額は「30,000円」が最多で23.2%でした。以降、1万円 (13.1%)、5万円( 12.4%)、2万円 9.3%という順になっています。

ちなみに「家にお金を入れていない」という人は 24.8%であり、一番多い結果となりました。(参考:マイナビ「実家暮らしの人は家に月いくら入れてる?」

1-2.実家暮らしと一人暮らしの平均貯金額

それでは実家暮らしと一人暮らしの平均貯金額は、それぞれいくらぐらいなのでしょうか?

まずは、実家暮らしの人と一人暮らしの人の平均貯金額を表にまとめましたのでご覧ください。

【実家暮らしの人の平均貯金額】

年齢20代30代全体
男性39,220円45,874円42,547円
女性44,170円38,684円41,427円

参考)SUUMOジャーナル「毎月いくら? 実家暮らしの自由に使えるお金と貯金」

【一人暮らしの人の平均貯金額】

年齢20代30代全体
男性31,200円37,800円34,500円
女性30,200円25,300円27,750円

参考)SUUMOジャーナル「一人暮らしのお金調査【後編】 毎月の平均貯蓄額は3万1700円。貯め方のコツも聞いてみた」

上記の表をそれぞれ比較すると、実家暮らしの人の方が一人暮らしの人より、どの年代でも毎月の平均貯金額が高いことが分かります。

また実家暮らし、一人暮らしを問わずに男性の方が女性より貯金額が高く、男性は20代より30代の方が貯金額が上がりますが女性の場合は30代より20代の方が貯金額が高いのが特徴的です。

一番低いのは30代一人暮らし女性の25,300円という結果になりました。

なお理想的な貯金の金額は実家暮らしの人は手取り収入の4割程度とされ、たとえば手取り収入が月額20万円なら8万円といった具合です。

一人暮らしの理想の貯金額は手取り収入の2割程度なので、手取り収入が同じでも実家暮らしなら倍の金額を貯金できることになります。

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2.実家暮らしなのに貯金が出来ない原因

2.実家暮らしなのに貯金が出来ない原因

一人暮らしと比較して実家暮らしは生活コストがかからない傾向にあるため、普通に生活していれば貯金はしやすいはず。

なのに、できないのは何か原因があるからでしょう。

ここでは、実家暮らしなのに「なぜか貯金ができない」理由について詳しく解説をしていきます。

2-1.収入が少ない

支出がいくら少なくても収入自体が少なく、貯金に回すお金がないケースです。

しかし、いくら収入が少ない人でも節約などをして少しずつでも貯金をしている人はたくさんいます。しかも実家暮らしであれば住居費はかかっていませんので、交際費や被服費など節約をしやすい費目を見直して貯金をするようにしましょう。

場合によっては転職や副業をするなど、収入アップする方法を考えることも必要です。

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2-2.支払う固定費が多い

奨学金やクルマのローン返済額などが多い人も貯金まで回すお金がないようです。

これらのローンは金額が大きいため、なかなか完済するのは難しいといえます。

クルマなどは現在乗っているものをなるべく長く乗るようにして、新しいのを購入するのは控えるようにしましょう。

2-3.浪費が多い

浪費が多いのは、お金が貯まらない最大の原因のひとつです。

飲み会、美容、ファッション、ブランド品など無くても別にいいものに際限なく遣うようでは、いつまでたってもお金を貯めることはできません。

飲み会は2回に1回は断るようにする、美容やファッションにかけるお金は事前に予算を立てておく、ブランド品ではなくユニクロなどプチプラでおしゃれな品物を買うようにするなど、生活費以外の費用はなるべく抑えるようにしましょう。

2-4.家族に甘えている

実家暮らしなのになぜかお金が貯まらない人は、貯金をしなくてもいざとなれば家族に頼れば良いと考えている可能性もあります。

とりあえず住む家があり食事に事欠くということはありませんから、一人暮らしに人と比べてお金に関する意識が低いことも多いようです。

一人前の社会人なのですから、いざというときのためにある程度まとまった貯金を持っているようにしましょう。

3.実家暮らしで貯金する方法【一人暮らしより簡単】

3.実家暮らしで貯金する方法【一人暮らしより簡単】

実家暮らしは一人暮らしと比較して生活コストがかからない傾向にあるため、普通に生活していれば貯金はしやすいはずです。

ここでは、実家暮らしで貯金する方法について詳しく解説をしていきます。

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3-1.貯金する目的を決める

何のために貯金するのかハッキリしないと、わざわざ使えるお金を減らそうなんて思わないし、現状を変えることは難しいかもしれません。

そのため、実家暮らしなのに貯金ができない人は貯金する目的を決めてみるのはいかがでしょうか。

貯金をする目的は「資産運用をするため」「将来の結婚生活のため」「老後の生活費のため」「旅行に行くため」など何でも良いのです。

目的を明確にすることによって貯金をしようとする意識が高まるようになります。

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3-2.目標の貯金額を決める

具体的に目標となる貯金額を決めておくのも有効です。

目的を達成するのに必要な金額を考えて、月で割ると毎月貯金しなければならない金額が算出できます。

ただ、余った金額だけを何となく貯めているようでは貯蓄のスピードは高まりません。

貯金が全くない場合の目標とされるのが生活費の3か月分です。いくら実家暮らしでも急に収入がなくなった場合に貯蓄がゼロでは困ってしまいます。

また100万円という数字もキリの良い数字というだけでなく、ある程度まとまったお金であるのでオススメです。

達成感のある金額でもあり、100万円を達成した後は継続して貯金していける習慣が身についているといえるでしょう。

3-3.先取り貯金をする

貯金をするのが苦手な人は、給与天引きなどであらかじめ引かれた金額を手取り額にする方がよいでしょう。

このようにすると知らず知らずのうちにお金が貯まっていくので、自然とまとまった金額を貯められるようになります。

先取り貯金をする方法は勤務先の社内預金や財形貯蓄制度がオススメです。これらを利用すれば、貯蓄したい金額があらかじめ給与から天引きされるので、最初からなかったお金としてどんどん貯蓄を増やせます。

勤務先に預金制度がない場合は銀行の自動積立定期預金を利用するとよいでしょう。

自動積立定期預金は毎月の指定日に、指定した口座から自動的に定期預金の口座へ振り替えてくれるので、自分で振り替えることなく手間もかかりません。

普通預金口座と違い簡単には預金を下ろせないので自然と貯められるようになります。

3-4.家計簿をつける

家計簿をつけて余計な支出を減らすことも必要です。

家計簿の役割は大きくふたつあり「現状の収支について把握する」「収支の改善点を見つける」の2点があげられます。

家計簿をつけるとお金の出入りがよくわかるようになり、月間の収支を項目別に書くと家計の状態を把握できるようになります。

収支が具体的に分かるようになれば自分のお金の使い方がわかり、無駄遣いをしていた費目や不要な支出に気づけるのです。

無駄遣いをしなくなり計画的に貯金ができるようになっていきます。

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3-5.節税する

NISAやiDeCoを使って節税して、余計な税金を削ることも有効な方法です。

実家暮らしの場合は本来、お金に余裕があるはずなので資産運用でお金を増やすことも考えてみてはいかがでしょう。

近年では、老後の生活資金や結婚後に必要な資金などを貯める目的で、貯金とは異なる資産運用を始める人が増えています。

ここでは「つみたてNISA」や「iDeCo」資産形成の方法や税制優遇制度について紹介していきましょう。

3-5-1.「つみたてNISA」でコツコツ運用

「つみたてNISA(ニーサ)」とは、2018年から始まった少額投資非課税制度のことです。

通常の株や投資で得た分配金や運用益は課税対象の所得と見なされますが、つみたてNISAは年間の新規投資額が40万円を超えなければ、最長20年間にわたって非課税になるというメリットがあります。

この制度を利用して最大限の運用をした場合、800万円までの投資で得た利益の税金が20年間にわたって節税できるのです。

少額運用をする個人投資家に向けた優遇税制制度で投資初心者にぴったりの投資方法といえます。20年間は制度を利用できるため長期的にコツコツとお金を増やしたい人に向いている方法です。

3-5-2.「iDeCo」で老後資金を貯める

「iDeCo(イデコ)」とは、2001年から始まった個人型確定拠出年金のことです。

2017年から会社員や自営業だけでなく専業主婦や公務員、企業型確定拠出年金がある会社の社員も利用できるようになりました。iDeCoは公的な年金とは別に個人で選ぶ任意加入の私的年金制度です。

掛け金の運用方法は自分で選び、老後は掛け金と運用益から給付を受けられます。

税制優遇が適用され、掛け金は全額所得控除の対象となり、運用益も非課税扱いとなるため、所得税と住民税の減税が受けられるのがメリットです。

老後に年金を受給するときも所得控除を受けられ、税負担が軽くなる点も見逃せません。

ただiDeCoは原則として60歳になるまでは積み立てた掛け金を引き出せない仕組みになっていますので、しっかり老後資金を貯めたい人に向いている運用方法といえます。

3-6.節約術を学ぶ

節約をして無駄なお金はいっさい遣わないようにするというのも重要です。

代表的な節約ポイントを以下のようなものがあげられます。

  1. スマホを格安SIMに変更する
  2. 生命保険の契約内容を見直す
  3. 無駄な飲み会を断る
  4. タバコ・お酒などの嗜好品を断つ
  5. 借金は早めに返済する
  6. ファッションや美容費は予算を立てる

インターネットは実家で契約しているので払っていない人も多いでしょうが、スマホは自分で払っている人が多いでしょう。そのため携帯電話料金が高い3大キャリアではなく、格安スマホに乗り換えるのも良い方法です。

勧められるまま何となく入ってしまった生命保険や、クルマの自動車保険など保険の見直しもオススメします。

保険料は一度契約してしまうと固定した支出となってしまうので、毎年1回は見直してみるとよいでしょう。

また交際費も簡単に削れる費目なので飲み会は2回誘われたら1回は断るなど、ある程度のラインを決めておくようにしてください。

タバコやお酒などの嗜好品も月単位で計算するとまとまった金額となり、健康を維持するためにも思い切ってやめてみてはいかがでしょう。

カードローンなど高額の利子がつきまとう借金は早めに返済することも重要です。

ファッションや美容費はお金をかけだすと際限がないので、あらかじめ一定の予算を決めておいてそれ以上はかけないように心がけましょう。

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3-7.収入を増やす

節約だけでは貯金がなかなかできないときは収入を増やすことを考えるようにしましょう。

収入を増やすには「給料を上げる」「副業する」「転職する」の3つがあげられますが、たとえば営業職の人の場合は努力次第で給料を上げる事も可能です。

また近年では政府が推進する働き方改革により副業を容認する企業も増えてきました。休日など空いている時間を利用して、無理のない範囲で収入を上げることもオススメします。

現在働いている会社で「給料が上がる見込みがない」「副業が禁止されている」など収入アップの方法が皆無の場合には、思い切って転職をしてみるのも有効な方法です。

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4.「実家暮らし 貯金」のまとめ

実家暮らしなのに貯金ができない原因とは?20代以降の年齢別・平均貯蓄額も解説!

今回は「実家暮らしで貯金をする」ということについて詳しく解説をしていきました。

実家暮らしは一人暮らしと違い住居費がかからないため、本来であれば貯金がしやすい環境です。

ただお金の使い方によっては自分の欲求のままに消費に走ってしまうこともあり、しっかりとした経済観念を持たなければお金は一向に貯まりません。

今は独身で好きなようにお金を遣っている方も、いずれは結婚をしたり実家がなくなったりという場合もあるでしょう。

人生にお金は必要不可欠なものです。

どんな事態になっても慌てることがないように、日頃からしっかりと貯金をしていく習慣を身につけるようにしてください。

  • この記事を書いた人
松崎サブロー

松崎サブロー

イエベストの編集長です。宅地建物取引士。不動産会社では不動産投資、不動産売却、不動産賃貸、不動産管理など幅広く担当。 不動産に関わる難しい知識を初心者にもわかりやすい正しい情報として提供することを心がけています。

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